前置き#
あんまり詳しくないので細かいことはかけないのですが
KernelSUとは別のカーネルベースなルートソリューション
MagiskとKernelSUの長所を併せ持つ
Magiskのように簡単にインストールできる
KernelSUのような強力なカーネルパッチ機能を持つモジュール機能
のような特徴があります。(何か間違ってたら教えていただけると嬉しいです)
なんでAPatchに移行したの?#
元々自分はKernelSUを使用していたのですが
ここ最近の騒動が原因でパブリックアーカイブ行きになったので
ちょっと前に知って気になってたAPatch使うか~くらいのノリで移行しました。
Q. Magiskでいいんじゃないの?
A. それは自分も思った。
詳しい方々のお話を聞いた際に、
色々な検出関連の事情的に〇〇がいいみたいな感じのことを目にしているのですが
自分は現状そこまで困っていることもないのでモジュールの互換性だとか動作の事を考えたら
Magiskで良いのかなーとも思います。
(素人の意見なので誰か詳しい人がいたら色々な事情とか聞いてみたい。)
導入#
- 導入したい端末をBLUしとく
- ストックROMからboot.imgを用意する
準備はこれだけ!簡単!
Apatchのリリースからマネージャーのapkをダウンロードする。
インストールしたらPatchをタップして任意の文字列を入力してSuperKeyを設定する。
(記号などを混ぜるとパッチ時にエラーが出るので注意)
入力したらboot.imgを選ぶとパッチが当てられる。
パッチが完了するとDownload
ディレクトリにパッチが適応されたboot.imgが出力されるので
TWRPなりfastbootなりでbootパーティションに書き込んで再起動する。
無事起動したらApatchマネージャーを開いてSuperKeyをタップして先程設定したSuperKeyを入力する。
正しければKernelPatchの項目がWorkingになり、AndroidPatchの項目にInstallボタンが出てくるのでそれをタップすれば完了!
- Finally Replace Magisk/KernelSU: APatch is here | Root Any Android in 2024 🤯
boot.imgを書き込んだあとの手順が分からなかったのでこの動画を見てああ^~となりました。
動作確認#
KernelSUと同じようにroot権限を付与したいアプリを選択して動かす感じです。
自分の普段使っているものの動作の可否を書いておこうと思います。
環境#
- Zenfone8
- Android13
動作確認できたアプリ#
- AdGuard
- AFWall+
起動時のキルスイッチは動作しない(KernelSUも同じ)
動作したモジュール#
- Play Integrity Fix
- Shamiko
最新のものは有効にできないので古いものを使う。
(Telegramでv0.7.4を使うように言われていた)
素人意見だがKernelSUのときも思ってたけどこれ要るのかなぁとも思う。 - Twemoji-Remastered
Zygisk Nextのv4-0.9.0-258を使用していると絵文字が反映されないので
v4-0.9.0-249を使う。
(v4-0.9.0-249に切り替えてからAdguardの安定感も増した) - Zygisk InternetBrowserRedirect(AndroPlus氏のfork)
- Zygisk LSPosed
- Zygisk Next(Yervant7氏のfork)
- magisk-module-koruri-font
Miui14(Xiaomi.eu)でテストしたところkoruri fontがInCallUIをクラッシュさせたり
root権限を付与した際にroot権限が認識されなくてスタックしたりしたが、
ZenUIでテストしたところこれらの問題は起きなかったのでMiuiが悪い。
追記:RedmiPadのGlobalなMiuiで試しても特に問題は起きませんでした。
また、Xiaomi12のグロROMでも検証してみたところ、
一部のアプリがroot権限を付与した際に動作不良を起こすなどxiaomi.euで起きたものと同様の問題が発生したので
Xiaomi12固有の問題の可能性が高そうです。
自分にはどうにもならなかったのでXiaomi12はKernelSUに戻しました。
更に追記:このコミットで修正されたっぽいです。今は安定して動作しています。
あとがき#
個人的にわりと気に入ったので応援していきたいと思った。